「十二人の死にたい子どもたち」冲方 丁

十二人の死にたい子どもたち (文春文庫) [ 冲方 丁 ]

価格:842円
(2018/11/28 18:15時点)

2019年1月25日公開と映画化でも注目を集めている「十二人の死にたい子どもたち」。
衝撃的なタイトルに、今の時代ならあってもおかしくないといった事からも、手に取って読み始めてしまいました。

なにせ、思春期前の娘がいるものですから。
気になる!

映画の宣伝キャッチフレーズは、「未体験リアルタイム型・密室ゲーム」。
そのキャストも発表されたわけですが、「豪華すぎる」とSNSなどでこれまた話題に。

まぁ、帯に塗りつぶされた顔がズラリと並んでいたわけですから、それだけでも話題を呼んでいましたしね。
気になっていた人も多かったのではと思います。

この「十二人の死にたい子どもたち」は、第156回直木賞候補になっており、その作者である冲方丁さんは「天地明察」などのベストセラーを生み出しているお方です。

ストーリーはこちら↓


廃病院に集まった十二人の少年少女。
彼らの目的は「安楽死」をすること。
決を取り、全員一致で、それは実行されるはずだった。
だが、病院のベッドには“十三人目”の少年の死体が。

彼は何者で、なぜここにいるのか?
「実行」を阻む問題に、十二人は議論を重ねていく。
互いの思いの交錯する中で出された結論とは。

*「十二人の死にたい子どもたち」背表紙より抜粋


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「スマホを落としただけなのに 囚われの殺人鬼」志賀 晃

スマホを落としただけなのに囚われの殺人鬼 (宝島社文庫 このミス大賞) [ 志駕晃 ]

価格:702円
(2018/11/21 17:57時点)

ネットの怖さが身に染みてわかる、誰にでも起こりうる話「スマホを落としただけなのに」。
その続編です。

前作からまだ日も浅い、まさに捕まった直後と言ってもいいぐらいのホヤホヤ(これは言いすぎかしら?)の続きです。

しかも、今回は前回の犯人が一緒に事件を調べることになるのですからびっくり。
まぁ、ここまではありがちなパターンですが、最後は見事に意表をついてくれます。

できれば1冊目「スマホを落としただけなのに」を読んでからの方が、話の流れ的にはわかりやすいです。
本に巻かれている帯にも、「第1弾の前には、絶対に読まないでください!」なんて書かれています。

ちなみに、シリアルキラー・浦野が、なんだか「金田一少年の事件簿」に出てくる「地獄の傀儡師」もしくは「犯罪芸術家」とも呼ばれている高遠遙一(たかとお よういち)にイメージがかぶる…。

さて、ストーリーはこんな感じ↓


神奈川県警生活安全サイバー犯罪対策課の桐野良一はあるPCから、死体で見つかった女の情報を探っていた。
そのPCは、「丹沢山中連続殺人事件」の犯人のものだった。
秘密を探るうち、犯人は桐野にある取引を持ちかけ――。

その頃、巨額の仮想通貨流出事件が発生。
セキュリティ会社で働く美乃里のもとに、ハッカーらしき男からコンタクトがあり……。

情報化社会の恐怖を描くサイバー・サスペンス!

*「スマホを落としただけなのに 囚われの殺人鬼」背表紙より抜粋


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「眠りの牢獄」浦賀 和宏

眠りの牢獄 (講談社文庫) [ 浦賀和宏 ]

価格:514円
(2018/11/19 19:05時点)

そこまで長くないお話ですが、いくつもの仕掛けが施されています。
いくつもの謎が、最後にするりするりと解けていくのが気持ちいい。

ああ、こういうことを考えて仕込んでいたんだと、もっともっと読みたくなるそんな作家さんの本です。

例えるなら、ゆっくりと登って、1回だけ急降下するジェットコースターみたいな?

ストーリーはこんな感じ↓


階段から落ちた恋人・亜矢子は意識不明のまま昏睡状態に陥る。

それから5年、浦賀は亜矢子の兄に呼び出され、友人の北澤・吉野と共に階下の地下室に閉じ込められてしまう。
解放の条件は彼女を突き落とした人物自身の告白だった。

同時に外では完全犯罪の計画がメール交換で進行。
外部で進行する「代理殺人」の本当の目的とは何か。
驚愕の結末は予測不可能!?

*「眠りの牢獄」背表紙より抜粋


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「スマホを落としただけなのに」志賀 晃

スマホを落としただけなのに (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ) [ 志駕晃 ]

価格:702円
(2018/11/13 20:24時点)

現在、絶賛映画公開中の「スマホを落としただけなのに」。
誰にでも起こりうる内容で、他人事とは思えない怖さがあります。
これは、スマホを持つ人すべてが読んだ方がいい!

ストーリーはこんな感じ↓


麻美の彼氏の富田がタクシーの中でスマホを落としたことが、すべての始まりだった。

拾い主の男はスマホを返却するが、男の正体は狡猾なハッカー。
麻美を気に入った男は、麻美の人間関係を監視し始める。
セキュリティを丸裸にされた富田のスマホが、身近なSNSを介して麻美を陥れる凶器へと変わっていく。

一方、神奈川県の山中では身元不明の女性の死体が次々と発見され…。

*「スマホを落としただけなのに」背表紙より抜粋


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凶眼の魔女

凶眼の魔女 (実業之日本社文庫) [ 吉田恭教 ]

価格:849円
(2018/11/5 14:09時点)

2018年10月15日発売と、まだ発売されて1ヵ月もたっていないこちら。
元は「可視える(みえる)」というタイトルで南雲堂から2015年に刊行されています。

こちらのお話は、幽霊画が引き起こす壮絶な殺人事件。
あまりの殺人描写に間違ってホラー小説を買ってしまったかと思ったほど。
そんななので、読んでいる最中は眉間に縦シワがめっちゃ深く刻まれていたと思います。

最後の推理もあまり頭に入ってきませんでした。
それぐらいに殺し方がひどく、殺害方法よりもどうしてそこまで残虐に殺せるのか、そっちの方の解明に注目していました。

ストーリーはこちら↓


「幽霊画が巻き起こす連続猟奇殺人!」

目を背けたくなるほどおぞましい幽霊が。
その「作者を探してほしい」という依頼をうけた探偵の槙野康平は島根県へ向かう。
作者・秋田と会えたが、なぜか怒りを買い追い返されてしまう。

それから一年後、秋田は神奈川県で自殺。
疑問を持った槙野は調査に乗り出すが、連続猟奇殺人事件に巻き込まれ……恐怖の本格ミステリー!


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