価格:514円 |
そこまで長くないお話ですが、いくつもの仕掛けが施されています。
いくつもの謎が、最後にするりするりと解けていくのが気持ちいい。
ああ、こういうことを考えて仕込んでいたんだと、もっともっと読みたくなるそんな作家さんの本です。
例えるなら、ゆっくりと登って、1回だけ急降下するジェットコースターみたいな?
ストーリーはこんな感じ↓
階段から落ちた恋人・亜矢子は意識不明のまま昏睡状態に陥る。
それから5年、浦賀は亜矢子の兄に呼び出され、友人の北澤・吉野と共に階下の地下室に閉じ込められてしまう。
解放の条件は彼女を突き落とした人物自身の告白だった。
同時に外では完全犯罪の計画がメール交換で進行。
外部で進行する「代理殺人」の本当の目的とは何か。
驚愕の結末は予測不可能!?
*「眠りの牢獄」背表紙より抜粋