07巻:私がモテてどうすんだ

私がモテてどうすんだ(7) (講談社コミックス別冊フレンド) [ ぢゅん子 ]

価格:463円
(2019/4/5 14:45時点)

「土曜日は、殿の命日なんだって」

花依が今一番はまっている「かちゅ☆らぶ」の、殿のモデルになった戦国武将・百鬼鮫虎の命日の事。

鎮魂祭が朝の7時からとして、花依は行く気満々。
でも、夜行バスはSOLD OUT!

すかさず志麻さんがヘリを出すといいますが、「自腹で行かないと失礼だから!これは聖地巡礼」ときっぱり断ります。

感動した志麻さん、ひいては志麻さんと二人きりにしてさせるものかと五十嵐・七島・四ノ宮、純粋に興味津々の六見先輩も一緒に行くことに。




金曜日の放課後。
皆でそろって新幹線で目的地に。

宿泊する宿は、一番安かった「鬼の宿」。
あまりのボロさに沈む男子。
それとは反対にはしゃぐお嬢様・志麻さん。

「新鮮な古さですねぇ!」
「趣ありますねっ!」
「ポーターいないんですね!」
「セルフサービス!クール!」

生まれてこの方、このような場所に来たことがないようです。

予約は二部屋。
志麻さんと花絵が一緒の部屋と知った五十嵐は、すかさず異議を唱えます。
なぜなら、志麻さんには前科があるから。

「俺はおまとフェアに戦いたいんだよ。お前は違うのか?それは…美しいのか?」

と、志麻さんの弱いところを攻めて、別でもう一部屋追加することに。
志麻さんと花絵は別部屋で!

 

急に一部屋増えたという事で、物置のような部屋しかなし。

花絵が「私がこっちでいいよ」と言うも、志麻さんが「ここに泊まってみたい!」と大興奮。

「こんな部屋みたことない!新鮮です!もう一生のうち二度と泊まれませんから!」

と…。
悪気のない、正真正銘のお嬢様には物珍しいようです。

 

食事の後に、露天風呂。
露天風呂では隣の男子のお風呂から聞こえる会話にドキドキしたり、就寝前に皆でゲームで遊ぶなど修学旅行のような盛り上がりです。

花依と五十嵐君がちょっとしたアクシデントで急接近(?)したり、志麻さんと五十嵐君の間で大事件が起きたり、花依と四ノ宮君の間でも事件と、一晩でいろんなことが起こる濃密さ。

知らぬは六見先輩と七島君だけ(笑)。

 

翌日。
いよいよ始まる、百鬼鮫虎の鎮魂祭。

地元の方々が「今年は若い女の子が多いのう」と噂するのを、心の中で「アニメです」と答える五十嵐。
花絵をはじめとする多くのファンは、「殿、安らかに…」と涙を流して合掌します。

儀式の後は、お守りと絵馬。
男子の願望だだ漏れな内容とは打って変わって、花依と志麻さんは「かちゅ☆らぶ」一色。

他のファンも同じくで、痛絵馬がずらりと並ぶという…ある意味壮絶な風景に七島は「すいません、なんかすいません!」と手を真っ青になって手を合わせていました。

 

その後は、「朱ちゃんに会いに行こう」と宝物館に。

そこに鎮座する朱のモデル(?)である炎角朱塗鎧に、花絵たちファンは涙。
「やっと会えたね」と感動の対面です。

次の殿の肖像画にも、「かわいい」「麗しい」「美しい」とべた褒め。

似ても似つかない姿に、「彼女たちには一体何が見えているんでしょうね…」とは男子の声。

そして、六見先輩の「肖像画より、本物の殿に会いに行こうよ」と連れられたのは、本物のお墓でした。

感激のあまり30分たっても一向に離れない花依と志麻を、男子が強制的に連行して、本日の巡礼は終了です。

 

近くの食堂で昼食をとる皆。

「聖地巡礼サイコーだね!」と大盛り上がりの花依と志麻さんとは対照的に、心身ともに疲れ切っている五十嵐・七島・四ノ宮。

六見先輩は歴史好きなだけあって、「あのお墓には胴体だけなんだよね…」と、なぜ頭部がないのか、どうして死んでしまったのか、百鬼鮫虎についての言い伝えを披露します。

花依と志麻さんは、「殿の首は、あそこに見える湖の孤島にあり」と聞くや、さっそく次の目的地に設定。

その言葉を聞いていた食堂のおじさんが、「祟りがあるって噂だよ」と行くのを止めます。
しかも、公式に出てる船もないしねと。

そんな周囲の止める声にも花依と志麻さんはへっちゃらです。

 

そんな二人の強気の態度に、おじさんが貸してくれたのは、今は使っていない古いスワンボート。
恨みっこなしのグーチョキパーで、花依&五十嵐、七島&志麻さん、六見先輩&四ノ宮君と、それぞれが乗り込みいざ島に。

これはチャンスとばかりに、五十嵐君が花依にアタック!
それに感づいた七島&志麻さんペアが体当たりで阻止します。
それとは対照的に、六見先輩&四ノ宮君ペアは平和に楽しんでいます。

ところが、晴れていたはずの空が急に曇り雨!
落雷に湖に渦までできて、皆、飲み込まれてしまいます。

 

なんとか島に流れ着くも、花依と六見先輩は別の場所に。

五十嵐たちのところでは、七島くんが危ない状態に陥ってしまい、五十嵐が必死の応急処置をする事態に!
これはチャンスと、志麻さん、写真撮りまくりです。

一方の花依は、水を飲みすぎてしまい気を失っていました。
すんでのところで息を吹き返します。

お互いに大声を出して無事な事を伝え、声を頼りに歩いていきます。

 

歩いているうちに、なにか違和感を感じる六見先輩。

と、花絵が高熱を出して倒れてしまいます。
どこかで休ませないと思っていると、なぜか目の前に小屋が…。
怪しいと思いつつ、入ります。

火を起こし毛布をかけるも、震えが止まらない花依。
濡れた服を着たままでは体温が奪われ続けてしまい、このままでは危ない状態になりかねない。

そこで六見先輩は、意を決して花絵の洋服を脱がせ、自分の身体と毛布で温めるのでした。

 

熱が下がったところで、見ないように洋服を着せる六見先輩。
その頃になって、やっと気が付く花依。

と、その時!
窓が勢いよく外側から割れ、火の玉が襲ってきます。
必死に逃げる二人!

 

一方、五十嵐グループの方では、迷子にならないように木に印をつけていくのですが、なぜか同じ木のところに戻ってきてしまっていました。
そこに、島の住民らしき人が「どうした?」と出現。

「雨が止むまでここで休んでいなさい」と小屋に案内されるのですが、あるはずの影がないことに四ノ宮君が気が付き…。
人ならぬ者であることに、これはやばいと一目散に小屋から逃げ出します。

 

花依たちのほうでは、火の玉に追いかけられ、百鬼鮫虎の首塚に。
そこには、お怒りの百鬼鮫虎の霊が!

百鬼鮫虎の声で側に控えていた幽霊武者が襲い掛かってきますが、先輩が持っていたお守りで撃退。
続いて花絵も、持っていた学業お守り+九字切り(by陰陽師)でさらにダメージを!

とどめは、「かちゅ☆らぶ」の朱ちゃんの奥義・鮫虎炎角スラッガー!

「殿はかっこよくて自愛に満ちて、一見クールに見えてしまけど、本当は誰よりも領民の事を思っている英雄なんだから!」と怒る花絵に、「後世では、そのような立派な人間として伝わっているのか…」と、百鬼鮫虎は満足。
あえなく成仏します。

その直後、落ち武者の幽霊から逃げてきた五十嵐グループと合流。
さらに、心配してボートに乗ってきてくれた、食堂のおじさんに助けられます。

 

そして、明かされる食堂のおじさんからの真実。
なんと、食べた定食に幻覚がみえる毒キノコが入っていたと!?

いろいろと不可思議なことはあれど、幻覚という事で一件落着です。

 

聖地巡礼が終わり、いつもの日常に。
いつも通りの変わらぬ日々が…と思っていたら、何かが違う。

七島だけが、五十嵐・志麻さん・六見先輩・四ノ宮くんと花依との間に何か変化が起こっているのを察知。
つまり、自分だけが出遅れている!?

 

休日。

妹・光(きらり)と一緒に「プリプリムーン」を観ている七島。
エンディングのダンスもバッチリです。

ごはんを作りながら、「このままじゃダメだ!」と思う七島。
冬休みも近いし、なんとかデートにこぎつけないとと固く決心するのでした。

 

ところが…

前回の聖地巡礼でお金がすっからかんの花依は、冬休みはバイト一色と!

なんと、バイト先は「ウサミーランド」。
プリプリムーンショーに出ることになったのでした。

それを聞いた5人は、さっそく自分らもとバイトの面接に。
プリプリムーンの配役を狙うも、面接の結果から…

五十嵐→堂々たるハッタリっぷりで、エキサイティングクルーズのお兄さん

志摩さん→プライベート優先のため、シフト制のイケメン執事カフェ

四ノ宮→一目見て、ウサミミ姫決定!

六見先輩→子供と触れ合いたいということで、着ぐるみ風船売り

七島→決め台詞バッチリでプリプリムーン出演決定!

 

七島の配役は、闇皇子(ダークプリンス)。

それを聞いた光は大喜び。
日曜日のお留守番も一人でできると豪語。
しまいには「わかんなかったら、コーチしてあげる!」とまで。

学校でも、屋上で花依と練習する七島。
指導は主に、七島です。

日曜日は一緒に稽古。
邪魔者(五十嵐)はいるけれども、ラインで待ち合わせするなどいい感じ!

 

そんなある日の日曜。
七島は、前日に髪をしっかりと乾かさないで寝てしまったせいか、稽古中に熱を出して倒れてしまいます。

気が付けば、自分の部屋。
スタッフの方が車で連れてきてくれたのでした。

一緒に花絵も付き添ってくれ、薬を飲む前におかゆを食べた方がいいいいよとキッチンに。

キッチンでは、光が花絵に「カノジョ?」と詰問。
でも、花絵もプリプリムーンショーに出演すると聞くと、「ルビー(花依の役)も頑張ってよ!すっごい楽しみなんだから」と激励。

その頃、熱で意識がぼんやりしている七島は、花依が自分の部屋にいることで妄想状態に。

そこにおかゆを持って入ってきた花依。
現実と妄想の境がわからず、七島は、おもわず花絵を押し倒してしまって…!!

次巻ーーー!!

 

【次巻】

【前巻】6巻:私がモテてどうすんだ




コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です