価格:527円 |
昌文君によって語られる政と太后の過去。
政は9歳まで敵国・趙の王都・邯鄲にて太后と生活。
しかし、当時の趙では、政は長平の仇敵である秦国の王子。
常に侮辱と虐待の日々でした。
太后も同じで、敵国の王子を産んだ女として、風当たりは政以上に厳しい状態。
夫である荘襄王はすでに秦に脱出しており孤立無援。
周りの者すべてを憎悪し、それは息子である政にも向けられていました。
政を殺そうと首を絞めることも…。
そんな地獄のような闇の中から政を救い出したのが女商人・紫夏。
廃人同様から抜け出した今の政ですが、太后との関係は回復していません。
昌文君はその危うさを危惧していたのでした。
当たり障りのない挨拶を交わすと、「玉璽の複製をお渡しください。国家反逆罪となる騒ぎとなります」という政。
「それは大変だねぇ。しかし、私たち二人の間で国家反逆罪なんて言葉がでるとはおかしいと思わないかい」と、邯鄲にいた頃の話をする太后。
邯鄲にいた頃、周囲の私たち親子への攻撃は想像を絶するものだった。
金の工面もなく、二人ともその身を汚しながら食いつないでいった。
だが、そんな二人が今は大国秦の大王で太后。
形式上、この秦国で私たちの上に立つ人間は一人もいないという最上の位置にある。
どっかの学者が運命は天が定めしものと言ってたけど、それがもし本当なら、天に小便ぶちまけてやりたい気分だよと、憎悪を見せます。
続けようとする太后の言葉を遮るように、「玉璽をお返しください、母上」と再度、政が述べると、帰りに宦官から受け取るようにとあっさり承諾。
あまりにもあっさりと返却してくれたため、訝しがる政。
それに対して「久しぶりにお前の顔が見たくなっただけだよ」と、述べるのでした。
そのまま踵を返して去ろうとすると、「何か私にお願い事をしに来たのかと思っていたけど」と、政の心を見透かすように言う太后。
とても聞き入れて頂けそうにないので止めておきますと答える政に、「少しは何かが変わっているかもしれないよ」と促します。
そこで政は、後宮の力を貸してほしいと申し出ます。
政のその姿をしばらくじっと見つめると、「相分かった。追って返事をおくる」と、この日の会談は終わるのでした。
数日後。
太后からの返事は「可」。
その証として、後宮の三大勢力である氾家・介家・了家が政の別邸を訪れますが、おそらく何か裏があると政は逆に警戒を強めるのでした。
ところ変わって後宮。
木簡を片付けるのを忘れていた向は、こっそり忍び込んだ先で太后と呂不韋の密会現場を目撃。
太后が呂不韋陣営に味方する事、27年前の恋人同士であった事、政がどうなろうが知った事ではないと言い切るのを聞いてしまいます。
向の気配に気が付いた宦官に壁越しに刺されますが、刃を抜く際に布でふき取り傷を負った姿で逃げます。
太后と呂不韋が向かったのは、地下にある秘密の小部屋。
「私をたっぷりと満足させることが条件なんだからねぇ」と不敵な笑みを浮かべます。
ベッドで乱れる太后の姿に、「17年でこうも変わるか…」と昔の姿を思い浮かべる呂不韋。
かつて“邯鄲の宝石”と呼ばれていた太后。
清純と気品に満ちた美貌を持つ絶世の美女。
“美姫”という愛称で呼ばれていました。
もはやその面影すら残っていない太后の姿に、全て自分の仕打ちのせいかと、つい「美姫」と口にだしてしまう呂不韋。
その名に、「その愛称で呼ぶんじゃないよ!」と、呂不韋の首を絞めてきます。
そして、呂不韋に裏切られた時の事を話し始めます。
17年前、至福の真っただ中にいた。
多くの男たちにチヤホヤされ、貢がれる大金と一流舞姫という栄誉。
そして何よりも、呂不韋という最愛の男。
「今日からお前が愛すのは、このお方だ」という呂不韋の言葉に、全てが幻だったことを知った太后。
自分は呂不韋の出世のための道具にされたと…。
「過去の恨みは決して忘れぬぞ!今度こそお前を離さぬ!この秦国の頂上で、今度こそ二人、夫婦になろうぞ!」
そう叫ぶ太后の言葉に、深入りするのは危ないと冷ややかな目線で見るのでした。
朝当番の為、朝の早い時間に部屋を出ようとする陽。
扉の外に血だらけで倒れている向を発見します。
後宮付きの医者たちの治療により出血多量は免れるものの、高熱が下がらず2日目の昼も生死の境をさまよう状態の向。
「おそらく今晩までだ。太后様や三女様たちのお抱えの医者であれば何かできるかもしれないが、そんなところに頼めるはずもない…」という言葉に、陽はある行動に出ます。
夜。
陽は、その日の“伽”を担当する白春を縛り上げ、彼女の振りをして政の部屋に入り込みます。
「どんな処罰も受けますの。どうか、向ちゃんを助けてください!」と政に直下談判。
向が何かの事件に巻き込まれてお腹を刺されたと知った政は、すぐに自分の医師団を叩き起こして向の元に向かいます。
最高医術の力により死の淵より生還した向でしたが、まだ油断がならない状態。
一通り処置を施した医師は政に、「今は眠ることが一番なのですが、眠る薬湯の力をしのぐほどの強い意志が働いています。どうか少しだけ聞いてあげてください」と伝えます。
政がいる事に気が付いた向は、自分が見た事…太后と呂不韋が裏でつながっている事、かつての許嫁であった事、そして男女の仲である事を泣きながら伝えます。
「俺は、お前のおかげで命拾いしたやもしれぬ」と礼を告げる政に、「お役に立てたなら…よかった」と眠りに落ちるのでした。
夜空を見上げながら、一人考える政。
これまでの奇行は呂不韋を誘い出すもの。
自分と会ったのは、母としての情のなさの確認だったと納得。
俺が産まれた時からずっと変わっていない…と思う政。
ずっと闇の中だと。
対して、自分は邯鄲を出たときに変わった。
迷いなく信を置ける戦友がいると思い浮かべるのは、信や河了貂、向、昌文君たちの顔。
今さら、太后がおこなう事柄に心揺れることはない。
呂不韋は大きく足を踏み外したと、翌日には重臣だけを集めて呂不韋の過ちをネタに攻勢に転じることを伝えるのでした。
王宮の至るところで、太后と呂不韋が不義の間柄にあるという噂が流れます。
その噂を確かめようと呂不韋に詰め寄る部下たち。
呂不韋は否定しつつ、「さっさとその下品な流言を鎮めてまいれ」と命令します。
ところが、後宮の氾家・介家・了家が呂不韋陣営を訪れたことから、噂は消えるどころか真実味を帯びてしまうという事態に。
実子の敵である呂不韋陣営に太后勢力が味方するなど不自然。
あの流言は真実かと、呂不韋陣営内では大きく揺れます。
一方、政の陣営では、この機をチャンスとばかりに臣下の士気が上がり、傘下に入る者達も増加。
その報告を聞いても、呂不韋の中では慌てることはなし。
それよりも憂慮していたのは、太后の存在でした。
太后よりたびたび密会の誘いが届いており、その度に今の事情を伝えて事が収まるまで待てと返事していたのです。
ところが、そんな呂不韋の都合などお構いなしの太后。
太后の方から呂不韋の寝所を訪れるという強引な手段にでるのでした。
王宮で権力争いが熾烈化している頃、信は対魏大攻略戦の準備が整いつつある前線地帯にいました。
始皇5年。
魏の山陽地帯一帯を攻略すべく、秦は20万の大軍を興します。
この大攻略戦の総大将は、“白老”こと蒙驁大将軍。
飛信隊は蒙驁率いる本軍前方に組み込まれます。
本軍に配置されたことに喜ぶ飛信隊。
そこに、王賁率いる玉鳳隊の姿も。
「これから始まる戦いは規模の大きい大戦だ。蟻があまり背伸びすると全員死ぬぞ」という王賁に、「この飛信隊が一番どでけぇ武功をあげてやる。上官になって蟻のようにコキ使ってやるから覚悟しておけ」と、やる気満々の信です。
最初の城である高狼に近づくと、飛信隊は4つに編成された軍の両サイドにある予備軍の一つに配置されます。
前座の方ではあるものの、王賁率いる玉鳳隊はさらにその前の最前列。
期待されている差でもありました。
悔しい気持ちを隠せないでいる信のところに、馬に乗った楽華隊の蒙恬が「もっと気楽にいこーよ」と近づいてきます。
同じ三百人隊で同じ予備軍で同じ配列なので、将として交流しにきたという蒙恬。
でも、駆け付けた側近によって「我らは予備軍の最後日ですぞ」と訂正され、皆の笑いを誘います。
それでも飄々としている蒙恬。
「蒙恬だ、よろしく」と差し出された手を握った信は、相当な実力者であることを見抜きます。
側でみていた羌瘣も、その実力を見抜いていました。
そして、最初の城・高狼に到着。
開戦より3日、本軍総勢8万で包囲攻撃を続けるも、城壁の強固さと巧みな防御術の前に苦戦を強いられていました。
飛信隊では、死者は出なかったものの20人近くが戦闘不能。
蒙驁大将軍から指示があるわけでもなく、夜の作戦会議では今後どうしたらいいのかが話し合われていました。
焦る信のところに、また蒙恬が訪ねてきます。
「城取名人・白老の戦いは、常に奇策なしの常套戦法のみ。気長に包囲し攻め続け、敵の士気が下がり、できた綻びをつく…それだけだ」と。
「そんな悠長なことやってられるか!常套手段以外の何かをやるのが特殊部隊の役目じゃねぇのかよ」という信の言葉に、「それも一理ある」とうなずく蒙恬。
ただ、そうはいっても現実的に城壁は300人程度ではどうこうできない。
結局これは、長期戦にならざるを得ないという言葉に信は何も言い返せません。
10日たっても戦状は変わらず。
焦りと下がる士気の秦軍。
そんな中、王賁がかねてより届けるように伝えていたある秘策が届きます。
その翌日、これまで前に出ることがなかった王賁が突如前に。
後ろを、大きな荷物を押した兵が続きます。
荷物を壁のところまで持っていくと、置いたまま退避。
王賁の掛け声とともに火矢が荷物めがけて放たれ、勢いよく燃える荷物。
王賁の狙いは、煙幕で敵の視界を閉ざす事。
地鳴りのような響きがすると同時に、信たちの後方から巨大なせいらん車が。
城壁に着くと、その最上部から王賁を先頭とする玉鳳隊がなだれ込んでいきます。
敵に囲まれながらも凄まじい攻撃力を見せる玉鳳隊。
その強さに驚く飛信隊。
せいらん車で乗り込んでの作戦は知らされていなかったため、後に続くものがなく、せっかく乗り込んでも大群の中に孤立無援状態。
壁長の反対側の左に押し流されてる玉鳳隊。
せいらん車の下、煙が立ち込める中に、煙幕をはった玉鳳隊が騎馬しているのに気が付いた信。
突如、王賁は秦軍側の城壁を背に円形の防陣を敷くと、周囲の敵からの攻撃を防ぎながら、中央にいた数名がロープで城壁に下に。
その下は城門!
城門付近に整列していた兵が駆け寄るも早く、城壁の閂を外してしまいます。
「開門!」という王賁の声と同時に入ってきたのは、楽華隊の蒙恬。
あっという間に高狼城を陥落させてしまいます。
制圧後、はげしく睨みあう玉鳳隊と楽華隊。
一人、隊長の蒙恬は余裕の表情。
その様子を、固唾をのんで注目する飛信隊。
王賁の「開いた門を通るのは奴らの自由。問題はむしろ、まんまと奴らに先を越された我らにある」という言葉に、黙る玉鳳隊。
「一つ借りができた。ちゃんといつか返すから」という蒙恬に、「いらん」とばっさり。
代わりに、次から楽華隊が通るのを見越して落とし穴を作っておくと。
飛信隊に気が付いた蒙恬は信を呼びますが、「敗者と話すことはないと」と去っていく王賁。
その言葉に信が食ってかかろうとしたとき、城下町の方から火の手が上がっているのに気が付きます。
止める蒙恬の手を振り切って駆け付けると、そこは秦兵による略奪が!
「なにやってんだ、てめぇら!!」と怒る信を、「同士討ちは重罪!下手すれば斬首になります!」ととっさに押さえる渕。
略奪行為を行っていたのは千人将の乱銅。
「犯す、奪う、殺すは勝者に与えられた特権だ。魏のクソが何人死のうが関係ねぇだろ」と、殺された母親のそばで泣きじゃくる子どもを後ろから一突き。
瞬間、凄まじい勢いで乱銅の元に走る信。
乱銅の部下を次々に倒し、あっけにとられる乱銅の首を切ろうとした瞬間、「やめろ、信!」という蒙恬の制止で止まります。
「お前の大将軍への思いはそんなものか」という蒙恬の言葉に、必死に殺したい気持ちを抑える信。
「今すぐ手下どもの外道行為をやめさせろ。そしてこの先二度と、降伏した一般人に手を出さねぇと誓いやがれ」という信に乱銅は、否と答えて蹴り飛ばすと、刀をもって向かってきました。
それをあっさりと迎え撃え討つ信。
「みんなやってるからなんて言い訳にもなってねぇ!外道は外道だ!飛信隊の信は、どんな理由であろうともクソヤロォは絶対許さねぇ!相手が誰だろうが関係ねぇ!」
殺された子供のそばにより、瞼をそっと閉じる信。
「処罰が怖ぇからって、こんな状況を見て見ぬふりなんざして、何か天下の大将軍だ!!」
信の言葉に、飛信隊も魏の一般人救助に。
「隊長の仇だ!」と殺気立つ部下たちを、「どせあのガキは軍法会議にかけられた斬首になる!」と別の仲間が止めます。
が…
その夜に下った裁きは、信は一夜投獄。
乱銅たちは、降伏した市民に度を超えた蛮行をおこなったとして軍法会議にかけられることに。
怒り狂う乱銅隊。
その様子を、遠くから見ている蒙恬と王賁。
実は、裏で蒙恬が(祖父や父の威光を利用して)信の刑罰が軽くなるように手回ししていたのでした。
本気で変えたいなら軍の頂上にたつしかないという王賁に王賁、「信は分かった上で、なおあの行動に出た」と、信の自分の信念にまっすぐなところを好きになったと言います。
見回り中に、兵士に襲われていた姉妹を助けた羌瘣。
安全に扱われている区画まで送り届け再び見回りに行こうとした時、投獄されている信に気が付きます。
しばし無言の二人。
「…出すか?」と聞く羌瘣に「いや、いい」という信。
今回の自分の行動が奇跡的に刑罰で済んだとはいえ、そうでなければ仲間に迷惑をかけるところだった。
だから、今晩は寝ずに反省すると決めた。
ただし、クソ野郎を斬ったことは後悔していないと。
「そうか」と去ろうとする羌瘣に、「暇だから話し相手になれよ」と引き留める信。
「あと、何か食い物を持ってきてくれ」との言葉に怒る羌瘣でした。
魏国王都・大梁(だいりょう)。
魏王に呼び出されたのは、元趙国三大天の廉頗大将軍。
廉頗大将軍は、3年前の信の初陣・蛇甘平原での戦いの頃に亡命。
この戦いの数か月前に趙軍対趙軍で激しい争いが勃発していたのです。
事の起こりは、趙王の素行の性格の悪さ。
太子の頃から素行の悪さを廉頗に諫められていたことを恨んでおり、王に即位するや遠征中の廉頗の対象剥奪を指示。
この理不尽なおこないを、廉頗は当然のごとく拒否。
激高した王は、逆賊廉頗を討てと楽乗を大将に5万の兵を挙兵。
この楽乗は廉頗に次ぐ大将軍であり、廉頗とは20年共に戦ってきた仲。
廉頗の軍は8千と圧倒的有利に見えた戦いも、廉頗勝利で終わります。
楽乗と部下の武器を没収すると、「前の王も相当じゃったが、今度はたまらぬ。バカの下で働くほど馬鹿なことはないぞ」と、国に帰るつもりはないと言う廉頗。
「うぬの戦、なかなかよかったぞ」というと、生え抜きの将校たちを引き連れて魏に亡命。
繁陽を落とされたばかりの魏は、すぐに廉頗を迎え入れたのでした。
そして、現在。
魏の王の命にて再び戦場に立つ廉頗。
狙うは魏に進行中の蒙驁軍です。
蒙驁大将軍が動くことを聞きつけ、駆け付ける四天王。
蒙驁はそのうちの一人、輪虎に先に敵の目ぼしい将校の首を狩ってくるように指示をだすのでした。
次の城、近利関を攻略中の信たち。
またまた登場のせいらん車に、飛信隊や楽華隊、その他兵士とぞくぞくと詰め寄り、「人数制限があるんじゃ!」と慌てる玉鳳隊副長。
さらに、前回のロープで奇襲作戦を真似しようとする姿をみて、「貴様ら誇りはないのか!」と叫ぶも、「そんなちんけな誇りを持ち合わせてねぇのが俺らの誇りだ!」という信に蒙恬大ウケ。
が、門とはかけ離れた場所に落ちてしまい、あやうく魏の兵士に袋叩きになりそうなところを、郭備千人将の部隊が登場し助かります。
その夜、今回の城で城主の首は取れなかったけれども、武功は玉鳳隊・楽華隊以上だったと祝杯をあげます。
あの後、城内に入った際に偶然名のある魏将の部隊と遭遇し撃破したからでした。
そこに、今回の城戦で武功を挙げた郭備千人将が信を訪ねてきます。
この郭備千人将は、知・武・勇がそろった人望も厚い、秦軍の中でも極めて稀な逸材。
若い将校達の中では、今一番将軍に近い武将と言われており、今回の戦いでは蒙驁大将軍の側近の一人にもなっています。
そんな郭備千人将の登場に、戸惑いが隠せない飛信隊。
実は、郭備千人将は元下僕。
戦災孤児で良家の下僕を転々としていたところ、子どものない郭家の養子になり士族に。
信の境遇を耳にして昔の自分を思い出し、それ以来ずっと応援していたと話します。
そして、乱銅の一件から、この城では蹂躙行為がほとんど無かったとの話に、飛信隊から歓声が上がります。
「貴士族なんかに負けるなよ」といい、軍議へと向かう郭備千人将。
その姿を、呆然と見送る飛信隊。
下僕出身には見えない貴族以上の品格、まったく嫌味がない態度に、飛信隊の面々は感心。
ところが…
軍議へと向かう郭備千人将を、待っていたのは魏国の蒙驁大将軍・四天王の一人、輪虎。
輪虎は「郭備千人将、お待ちを」を後方から呼びかけると、振り返り様に一撃!
その首を切り落とします。
そして、次の千人将を狙って動くのでした。
【次巻】
【前巻】17巻:キングダム