17巻:名探偵コナンー小五郎も活躍!?スキューバダイビング殺人事件ー

名探偵コナン 17 (少年サンデーコミックス) [ 青山 剛昌 ]

価格:463円
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前巻の陶芸事件の続きです!

首を吊って死んでいるのを発見された土屋さん。
床に砕け散った焼物のツボに、ぱっくりと切れたふくらはぎの傷。

昨夜の楽しそうにお酒を飲む様子から自殺するようには見えなかったと不思議がるお弟子さんたち。
でも、陶芸家の菊右衛門は「風水丸」を割ってしまった事を悔いてだろうと、その自殺を悼みます。

自殺ムードが漂う中、コナン君だけはひっかかりを感じており…。
大広間の椅子についていた口紅から、蔵の中に残された殺人の痕跡を見つけます。

犯人は陶芸家、3人の弟子の誰か?
その動機は、陶芸への気持ちからでした。




伊豆の海にやってきたコナンと蘭、小五郎。
そこで、別居中の蘭の母・妃英理さんにバッタリ。
どうやら、蘭が仕組んだようです。

ホテルでお茶をする4人。
いつもの口喧嘩を始める小五郎と英理ママ。
ついには、小五郎がトイレと立ち去ってしまいます。

がっかりする蘭は、英理ママが結婚指輪をしていないのに気がつき…。
いつもしているのにと問うと、「あの人を試してみた」とちょっと寂しげに言う英理ママでした。

 

小五郎が帰ってくるのを待っていると、遠くで女性二人と楽しそうに話す小五郎の姿が…。
ビーチで知り合った大学生、戸田喜和子さんと松崎はるみさんでした。

そこに友人の河津邦夫さんと、喜和子さんの婚約者でありはるみさんの兄である松崎雅彦さんも合流し、皆でシーサイドレストランで食事することに。

話が盛り上がる中、喜和子さんと松崎さんカップルが幼馴染であることを知った蘭は興奮。
両親に「一緒だね」と言うも、小五郎も英理ママも独自のマイナス路線爆発です。

あらあら…結婚前のカップルさんに言うセリフじゃないだろ。

 

そしてもう一人、一緒に来ている男性・伊藤洋さんについて話が出ると、喜和子さんも軽く海に潜ってくるといい、シュノーケリングを身につけて行ってしまいます。

海がしけてきたことから心配する松崎さん。
そこに、伊藤さんが戻ってきます。

喜和子さんはと海に目を向けると、そこにはおぼれそうになっている喜和子さんの姿が!?

慌てて救出に飛び込む皆。
掛けよった蘭が、そこでウミヘビが去っていくのを目撃します。
喜和子さんはウミヘビに噛まれており、ぐったり。

応急処置を施し、駆け付けた救急車で運ばれていく喜和子さん。
コナン君は、ウミヘビの牙痕から、事故ではなく殺人と直感するのでした。

コナン君が見事な推理で事件を解決しますが、もう一つの隠れた事件を小五郎が解決!
その見事な手腕に、英理ママも顔を赤らめますが…。

相変わらずの小五郎の女性対応に再び鉄仮面。
「次こそは!」と意気込む蘭ですが…どうも難しそうな夫婦です(笑)。

 

階段から落ちて骨を折り、入院中の小五郎。
コナンたち少年探偵団がお見舞いに来ます。

そこに、小五郎の隣にぎっくり腰で入院している関口さんのところに、息子の良夫さんがお見舞いにきます。

孫の弓子ちゃんが一緒にいないことを問うと、不自然なほど慌てる良夫さん。
その良夫さんの目線は、関口さんの隣の男性に注がれていました。

そんな息子の様子に気が付かない関口さんは、良夫さんの勤め先である銀行でおこった事件について口にします。

「毛利さんに相談してみたら」と言う関口さんの言葉に、良夫さんは「自分は机の下で震えていただけだから…」と言い、そそくさと病室を出て行ってしまいます。

 

病室を出たところで、警察から隣に寝ていた男性について聞かれますが、「今日はじめてきたので…」と言葉を濁しながらそそくさとその場を離れます。

さらに今度は、階段に来たところで人相の悪いおじさんに「いまさら怖気ついたんじゃないだろうな」と脅されます。

なんと良夫さんは、娘の弓子ちゃんを人質にある事を実行するように脅されていたのでした。

その原因は、関口さんの隣にいる男性!
なんとか解決の糸口を探るも、警察にも手先がいて逃げることができない状態です。

そんな良夫さんの様子にいち早く気が付いたのがコナン。

鮮やかな手腕で、事件を見事解決していきます。

 

それは、小五郎の元に届いた手紙から。
手紙の主の家で起こる不思議な出来事を解明してほしいという依頼でした。

依頼主の家に向かうと、そこには兄と手紙を出した作家の弟が。
亡くなった祖母から家を譲り受け、最近引っ越してきたばかりという事でした。

玄関には仕掛けが施されており、家の中には動物をモチーフにした家具や食器ばかり。
しかも、亡くなった祖父は時計職人だけあって、家の壁にはたくさんの時計。
自分で作った時計だけでなく、趣味で集めたものもたくさんあります。

ふと、女の子と一緒に映るゴルフ姿の祖父の写真を見つけた小五郎。
その横に置かれた、「デーモン」と刺繍されたゴルフバックを見た蘭が「そんな名前の窃盗団がなかったっけ?」と言います。
が、それは疾風の盗賊団・ゴブリンの間違いだと小五郎。

 

ひとしきり家の中を見た後、手紙にあった「奇妙な出来事」について話します。

それは、書斎に設置されている鳩時計。
特定の時間になると、妙なものが出てくるというのです。
そこでコナンは、タイマーセットされたビデオに気が付きます。

何も起こらない事にしびれを切らした小五郎は、「ただの故障でしょ」と怒り気味に部屋を出ようとしますが、時計が11時ジャストになった瞬間、家中の時計が一斉に鳴り出しました。

時計だけでなく、ビデオデッキまで動いているのを確認したコナン君も、「どうなっているんだ?」と思案顔です。

何かの暗号ではと、家中の時計を調べ始める小五郎たち。
コナンは、屋根裏部屋の階段に気が付き、扉の隙間から何かの目と目が合います。
猫がいるからねという、扉の前から連れ戻されるコナン。

 

さらに調べていくうちに、鳩時計から三匹の鬼の人形が!
それぞれの頭にはアルファベット。

 

コナンと目があった「猫」の正体と、鳩時計と家に施された仕掛けの謎。
コナンの推理が働きます。

 

時代劇俳優の土方幸三郎から、小五郎に依頼が入ります。
今度、探偵役をやるので、名探偵としての意見を聞きたいとの事でした。

ファミレスで待ち合わせし、向かったのは幸三郎が住んでいるマンション。
美人女優である奥さん・永倉勇美との離婚騒動がマスコミで持ち上がっている為、表玄関からはではなく裏口から向かいます。

エレベーターで部屋に上がる時、隣部屋に住む俳優・沖田一とバッタリ。
実は沖田が、奥さんとの浮気を報じられている男性でした。

自宅では、妻の永倉勇美がお出迎え。
二人の仲の良さに小五郎は「不仲説なんてどこ吹く風ですな」と言うも、実はそれも芝居。
こわっ…。

 

部屋に通されたのはいいけれども、リビングで待たされる小五郎たち。
その間、30分!

煙草に火をつけようとして、そばにあったモデルガンをライターと勘違いし壊してしまう小五郎。

そこにお茶を持った幸三郎が入ってきます。
奥さんが友達の家に行ってしまい、お茶を作るのに手間どってしまったそうです。

そして、さっそく探偵講義がスタート。
最初のシーンは、川べりで犯人と打ち合うシーンだといい、ベランダに出る一同。

…と、隣の沖田の部屋から電話の音が。
そして、窓が開いて勇美さんが背中から倒れ出てきました。

びっくりする一同。
すぐに隣の沖田の部屋に向かいますが、当然ながら鍵がかかっていては入れません。

幸三郎は玄関の前で犯人が逃げないように見張り、蘭は近くの交番に警察を呼びに行き、小五郎は管理人室に合鍵を借りに。

 

小五郎や管理人、蘭、警察が戻ってきたとき、「騒がしいな」と沖田が出てきました。

扉が開いた瞬間、部屋に飛び込む幸三郎。
ベランダには勇美さんの遺体が…。

いきなり部屋に入り込んだ幸三郎の後を追ってきた沖田も、勇美さんの遺体を見て心底驚いている様子。
「なんだって、俺のん家のベランダに…」と不可思議なことをつぶやきます。

それを聞いて「とぼけんな!」と怒鳴る小五郎。
状況的に見て、犯人は沖田以外になし。

コナンも犯人は沖田だろうと目星をつけ、殺害方法と動機を考えながらふと幸三郎の方に目を向けると…

涙を流しながらも、こっそり微笑む幸三郎。

この事件の犯人は、まさかの幸三郎!?
そのトリックと動機は!?
次巻に続く!

 

【次巻】18巻:名探偵コナン

【前巻】16巻:名探偵コナン




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