14巻:名探偵コナン

名探偵コナン(14)【電子書籍】[ 青山剛昌 ]

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最初の事件は、痴話げんか絡み。

新一のママ(有希子さん)とパパ(優作さん)、蘭のママ(妃英理さん)とパパ(小五郎)。
痴話げんかの秋です。

毛利探偵事務所で蘭を待っている間に、ソファで眠ってしまったコナン。
帰宅した蘭は、メガネをかけたまま寝ているコナンに気が付き、メガネを外してあげます。

その寝顔を見た瞬間、どこかで見た事があると考える欄。
気が付いたコナンは、慌ててメガネをかけなおしますが…どうやら
蘭はひどく気になるようです。

その時、依頼人がやってきます。

依頼人は、有名マジシャンの奥様。
1週間前、一人留守番をしていた主人が死亡。
自殺と断定されたのですが、納得できない奥さんが小五郎に調べてほしいと来たのでした。

 

有名マジシャンの名前に、蘭は子供の頃に新一と観にいった事を思い出します。
そして、さきほど感じたデジャブは、その時のものだったと…。

これまで何回か蘭が「コナン=新一」と疑う事がありましたが、今回はちょっと本気度が高そうです。

 

そんな蘭の動揺に気が付かず、奥さんの話に集中するコナンくん。

遺体を発見したのは、帰宅した奥さんと3人のお弟子さん。

他殺の線をいろいろと考えてみるも、遺体の発見状況からも難しく…。

唯一、他殺をにおわせているのが、娘の誕生日を楽しみにしていた事、そして机の上に置かれたおかしなトランプだというのです。

 

さっそく、現場を見に行く小五郎。

コナンくんの同行を渋る小五郎に、珍しく蘭が「コナン君は変な事よく知ってるし」と一緒に連れていきます。
蘭は、ひそかに「コナン=新一」と疑っており、その検証をしようとしていたのでした。

現場では、いつも通り推理していくコナン。
今回は「眠りの小五郎」の出番はありません。
コナンがうまく誘導しつつ、それを蘭がサポート。
眠らせることなく犯人が判明します。

 

帰宅途中、買い物をし忘れたといって、コナンと二人で買い物に。
向かった先は新一の家!

今回の事件で、蘭はコナンの様子を細かくチェック。
その結果、「コナン=新一」であると結論づけたのです。
その事実を認めさせるために、わざわざ買い物としてコナンを連れ出したのでした。
やばいぞ、新一くん!?

蘭に問い詰められるコナンくん。
絶体絶命!?

そんな危機的状況を救ってくれたのは、痴話喧嘩でロスから戻ってきた新一の母・有希子さん。
「祖父の兄の娘のいとこの叔父の孫」と話を合わせてくれます。

そして、有希子さんと共に群馬県の友人のもとに行く(連れていかれる)ことになります。

実は、有希子さんは幼馴染の友人・薮内広美から相談を受けており、そのために日本に帰国していたのでした。

ちなみに、コナン君のことは、「ロスで産んだ息子2号」と紹介しています。

 

広美の相談とは、亡くなった父・薮内義親の遺産の事。

その弟の薮内義房は30年前からブラジルに移り住んでいたのですが、数日前に帰国。
久しぶりに会う義房は、ニセ者ではないかと疑っていたのです。

それというのも、亡くなった義親の遺産相続が関わっているから。

喪が明ける日の夜10時に生前遺言状を公開するのですが、その場にいない者には一円たりとも相続させないという厳しい決まり事付き。
義房はそのために帰国したというのですが、ずっと会わなかったことからも、親族一同で疑っているのです。

本人なら、昔付けた傷があるはずだ…と調べるのですが、これもしっかりとありました。
義房は怒りながら、送られてきた脅迫状を皆に見せます。

そして、もともと兄・義親の遺産に興味はなかったのだけれども、脅迫状を送ってきた者の顔をみたくて帰国したと言うのでした。
一緒に帰国した黒人の青年・カルロスは、ボディーガードとして連れてきたと。

 

その後、コナンの一計で義房は本物だと判明します。

その際、有希子さんは庭にある古井戸に気が付きます。
そこは、広美さんの母が亡くなった場所。
そこでコナンは、怪しい人影を見かけたのでした。

 

その夜、義母の薮内真知子は友人の結婚式の二次会に。
コナンたちは皆で鍋をいただきます。

時折かかってくる真知子からの電話に対応しつつ、食事を終えた後に順番にお風呂に入るコナンたち。

有希子さんがお風呂から戻り、お湯の温度を調整しに部屋を出た広美は、不審な人影をみて悲鳴を上げます。
その悲鳴に皆が駆け付けた時、コナンは井戸の不自然な状況に気が付きます。
なんと、今は使われていない井戸の桶が上がっているのです。

桶が上がっていることに不審を抱いたコナンたちが紐を手繰ってみると、そこには絶命した義母の姿が…。

これは、15年前の母親の死に関係するのか?
遺産相続と絡んで進行。
叔父さんの義房の本当に目的も判明します。
事件の真相は、「事実が逆になってしまった」です。

 

そして、たびたび目撃された不審者。
実は…

 

そして、新しいキャラが新たに。

死体が苦手の殺人科の山村刑事。
この事件が、初現場!

同僚が皆、風邪でバタンキューなため仕方なく来たのでした。
コナンくんの母・女優である藤峰有希子さん主演「あぶない婦警物語」を観て刑事を目指したそうです。

今回は探偵役になるので、初現場で初白星獲得!?
コナン君がいてラッキーでしたね。

 

次の事件は、園子さんと行ったスキー場で。
いつも通り、園子さんはイケメン探しです。

と、そこに男性2人組が寄ってきてナンパされます。
「よぉ!かわいい子猫ちゃん達♡」

今時、こんなセリフ言う奴、いないだろ…。

さらにそこに、懐かしい女性が登場。

なんと、小学校の時の担任の先生・米原晃子。
実は、ナンパしてきた男性も先生。
先生同士でスキー旅行に来ていたのでした。

ロッジでお茶をする一同。

先生方グループは、ここで皆で待ち合わせて貸別荘にいく予定という事。
でも、一人だけまだ来ない先生(音楽教師・杉山先生)がいて…。

もしかして、貸別荘に先回りして驚かそうとしているのかもしれないと考えた一行は、とりあえず皆で向かう事になりました。

コナンたちも誘われ、お邪魔する事に。

 

天気が荒れ吹雪いてきたなか、山の中腹にある貸別荘に車で向かう一行。

地元の人に「引き返したほうがいいぞ!」と言われるも、もしかしたらまだ来ていないもう一人の先生が到着しているかもしれないと、吹雪の中を進んでいきます。

そんな中、「誰だよ、こんなところを予約した奴は」と愚痴が出ます。
そこで、旅行計画を立てたのが誰なのか…実は皆が分かったいなかった事が判明。

机に置かれた紙に参加すると丸をしたものの、実は直接手渡しはされていなかったのでした。
皆が「あの先生がやってくれたのかな」ぐらいしか思っていなかったのです。

皆が知らないという事なので、その場にいない杉山先生が計画を立てたのだと推測するのでした。

なんとか無事に別荘に到着するも、肝心の杉山先生はいません。
車もないので、まだ来ていないよう。

 

と、そこに、意外な訪問者が。
新聞記者の森敦士。

こんなところまでわざわざ訪問した理由は、タレコミがあったから。
「今夜ここで何かが起こる」と。

外は猛吹雪なことからも、しぶしぶ部屋に入れます。

 

招かざる客人の出現で、これまでの楽しそうな雰囲気も吹き飛んでしまったような静かさに。
皆で分担して、宿泊準備に取り掛かります。

米原先生と園子は各部屋のベットメイキング。
コナンと蘭は、夕食を作っている中村先生のお手伝いに向かいます。

園子さんがシーツをセットしていると、隣の部屋から人が倒れるような音が。
何事かと思い室内に入ると、そこには倒れている米原先生が。

慌てて駆け寄る園子さんは、必死に声をかける際に、先生の手に何か書かれているのに気が付きます。
なんだとうと思っていうところを、何者かに襲われ気を失ってしまいます。

悲鳴を聞きつけた蘭とコナンが駆け付け、扉を破壊して中に入ると、そこには眠っている園子さんと、おでこをケガして気を失っている米原先生が。
いつの間にか園子さんの手にも文字が書かれており、それを見た森が不吉な予言をします。

 

開け放たれた窓の下には、かろうじて足跡がまだ残っているのに気がついがコナンくんは、すかさずコナンが飛び出してたどっていきます。

ただ、たどり着いたのは玄関。
犯人はまだ別荘の中にいると推理します。

先生方は、まだ来ていない杉山先生がふざけてやったのではと、無理やり納得しようとするのですが…。
コナンはそんな皆の様子から、何かがおかしいと感じます。
そして、阿笠博士に3年前に小学校で起こった事件を調べてくれと連絡します。

 

コナンが阿笠博士を話していると、またしても訪問者が。

今度こそ杉山先生だと思い出ると、壁にもたれかかるようにして立っている杉山先生の姿が。

照れてないで中に入れと引っ張ると、そのまま前に倒れてしまい…。
なんと、死んでいたのでした!

次巻に続く!

 

【次巻】14巻:名探偵コナン

【前巻】13巻:名探偵コナン

 




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