15巻:名探偵コナン

名探偵コナン(15)【電子書籍】[ 青山剛昌 ]

価格:454円
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前回の事件の続きから。

懐かしい先生と再会し、雪山の貸別荘にやってきたコナンたち。
そこで、音楽教師・杉山先生が死体で発見されます。

インターホンが鳴るので出てみれば、そこんはカチンコチンに固まった杉山先生の遺体。
同時に、全員に完璧なアリバイが。
一体どうやって杉山先生は殺されたのか?

そして、杉山先生の掌に残された文字「コ」。
先に襲われた米原先生の「ミ」と園子さんの「ナ」から、「ミナコ」と…。

そのとたん、下田先生が叫び声をあげ、部屋に閉じこもってしまいました。
あきらかに様子がおかしい!?
何か事件と関係がありそうです。

 

今回の探偵役は、なんと蘭!

ちなみに、眠りません。
イヤリング型の電話を使って、新一の言葉をそのまま蘭が話します。

 

ただ、今回の探偵役を蘭がやるには酷な真実。

涙を必死に耐えながら、推理を述べる欄。
その姿は、みていて痛々しいものでした。

 

次の事件は、大人気ミュージシャン「TWO-MIX(トゥー・ミックス)」のコンサート会場で起ります。
ちなみに、蘭も園子も大ファンで会場にいます。

会場近くで缶蹴りをしていたコナン君たち少年探偵団。
ひょんなことから「トゥー・ミックス」のボーカル・高山みなみと行動を共にすることになります。

 

コンサートがあるというのに、連絡の取れない相方・永野椎菜。

心配した高山が心当たりを探してみようと、ファンから隠れるように会場から抜け出していたのでした。

 

「最近、変な事ばかり起こる」と話し始める高山。
ストーカーもしくは嫌がらせかと心配する探偵団。

ラジオの話になり、新曲のデモテープを聴かせてもらうのですが、実はこれが原因で事件が起こります。

 

そんな時、お店に行方知らずの椎菜から電話が入ります。
車に来てほしいと言うのですが、その様子は明らかにおかしい。

不審に思いつつ車に近づきドアを開けると、そこには拘束された椎菜と拳銃を持った男が…。
いつの間にかもう一人の仲間に背中を押され、二人は誘拐されてしまいます。

 

急きょ、コンサート会場に戻ったコナンたち。

犯人自らが目暮警部たち警察も呼び、高山の荷物を子どもたちに届けさせるように伝えます。

コナン君の見事な直感で、犯人たちが狙っているのが高山が持つデモテープだと判明。
犯人の指示に従いながらも、テープを狙う意図を探るのでした。

 

事件解決後は、トゥー・ミックスのコンサートにコナン君たち少年探偵団も参加。
蘭と園子さん驚愕です。

 

3つ目の事件は、小五郎行きつけの雀荘で。
一人抜けたので、雀荘の目の前にある金融会社社長・肥田満弘社長を呼びます。

30分以内に来るとの事で待っていると、そこに蘭がコナン君を迎えにきます。

「小学生に麻雀を教えるなんて!」と怒る蘭。

 

「蘭ちゃんもやっていかない?」という誘いに冷たく断るのですが…

なぜか、笑顔で勝ちまくっています。
恐るべし…。

 

いつまでたっても現れない肥田社長にしびれを切らした小五郎たちは、強盗にでもあったのかと事務所に向かいます。

玄関の扉をノックしていると、肥田金融会社の社員・南沢尚善が来ます。

携帯電話を忘れて取りに戻ってきたのでした。
鍵を持っているとの事で、中に入れてもらいます。

 

社長室は鍵がかかっており、ノックしても応答なし。
合鍵もないということから、男2人がかりで体当たりしてぶち破ることに。

開いた扉の先には、お金にまみれて倒れている肥田社長の姿が!
青酸カリによる窒息死。
密室殺人の発生です。

 

社長が殺された事で、他の社員2名も呼び戻されます。

 

肥田社長を殺害した毒が、事務所内から見つからない。
どうやって肥田社長に毒をつけることができたのか!?

今回の探偵役は久しぶりの小五郎です。

そして事件後は、蘭が麻雀の才能を発揮。
すっかりはまってしまっています。

 

最後の事件は、園子さんのお知り合いからの依頼。
長門グループの会長・長門道三からです。

難事件の依頼かと期待していた小五郎。
浮気調査じゃないのとからかうコナン。
正解は、初恋探しでした。

しかも、会長に小五郎を推薦したのは、会長の旧友・大阪府警本部長である服部平蔵。

からの~…この方推薦!

 

そこに、会長の娘さんが何事かときます。

気が強い長女・長門信子は、会長秘書の日向幸を毛嫌い。
難癖をつけて出ていきます。

それを謝る会長。
そして、「今夜、アレを発表するが、本当に大丈夫か?」と不安そうに日向さんに尋ねます。
それに対して、日向さんは気になるセリフで了承したのでした。

 

次に部屋に来たのは顔を包帯でぐるぐる巻きにした長男・長門秀臣。
そして、次女・康江の婿養子である光明。

服部平蔵は会長と気になる会話を交わし、巌息子・平次を置いて大阪へと帰っていきます。

 

その夜。
会長のささやかな誕生日会が開かれます。
そこで、息子・秀臣とお秘書の日向幸の結婚を発表します。

姿が見えない秀臣を呼びに、光明が退出。
その後、部屋に「秀臣がどこにもいない」と電話を入れます。
直後、するどい悲鳴が!

バルコニーから真下の部屋をのぞくと、包丁を口にくわえた秀臣が頭を出して睨みつけてきました。
慌てて階下に行く小五郎と服部、コナン。

鍵のかかった室内からは、「ごふっ」といううめき声と人の倒れる音が。
執事の人が持ってきた合鍵で部屋を開けると、なんとそこには誰もおらず、バルコニーへの扉が開いているだけでした。

ロープをつかって逃げたかとバルコニー行くと、下に串刺しになった光明の姿が!

次巻に続く!!

 

【次巻】

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