毎月楽しみにしている食の月刊誌「dancyu」。
今月号は、大好きな日本酒特集です。
夫ちゃんも楽しみにしている「dancyu」の日本酒特集。
毎年3月号の恒例テーマです。
しかも、価格もいつもより高い1,200円!
その分(?)分厚い!
今年は「王道」をテーマに、昔からある定番から新しく注目を集めている日本酒と、身近で飲める銘柄を紹介。
珍しいのもいいけど、手に入りにくい品ばかりではつまらないですからねぇ~。
これは読みがいがあります。
多彩な角度からの日本酒の紹介
作り手から詳しく紹介するのはピックアップされたいくつかの蔵元。
山形の高木酒造「十四代」
兵庫の剣菱酒造「剣菱」
福島の松崎酒造「廣戸川」
茨城の森島酒造「森嶋」
長野の岡崎酒造「信州亀齢」
福島の廣木酒造「飛露喜」
静岡の磯自慢酒造「磯自慢」
栃木のせんきん「雪だるま」
また、ダンチュウが選んだ令和の王道酒をテーマに合わせてチョイス。
「ブレない信念」のお酒として王祿、新政、寳剱、にいだしぜんしゅ、仙禽、而今、長珍、みむろ杉などなど…14の銘柄を。
「幅広く愛される酒」として獺祭、醸し人九平治、若波、寫樂、荷札酒。
「食いしん坊の醸す食中酒」として日高見、白隠正宗、勝駒、天穏、石鎚。
「日常に寄り添う酒」として菊正宗、〆張鶴、旭菊、紀土、楽器正宗。
「燗」には麒麟山、白鷹、日置桜など10銘柄。
そして「疾走し続ける蔵」として、風の森、土田、産土が紹介されています。
どこかで聞いたことがあるお酒はもちろん、飲んだことのあるお酒も。
つい最近では、お正月に飲んだ勝駒が!
こちらに掲載されている選ばれし日本酒は、試飲会に参加した酒販店の皆さまからの推薦となんとも信頼できる内容です。
しかも嬉しいことに、別ページにて紹介しているお酒の取扱店をまとめた一覧「信頼の酒販店72軒」が!
もちろん、全国版。
すぐに探しました、自分の住んでいるエリア付近を。
さらに、別ページにて「掲載した日本酒103本」をリスト化し、取り扱っている店を「信頼の酒販店72軒」にある店番号でわかるように。
なんて至れり尽くせりなんでしょう!
さらに、蔵元に注目した紹介も。
未来を感じる新しさをテーマにした新進気鋭ばかりです。
新潟の越後伝衛門
広島の相原酒造「UGO」
広島の柄酒造「於多福」
千葉の寒菊銘醸「寒菊」
愛知の伊東株式会社「敷嶋」
栃木の相原酒造「旭日榮」
埼玉県の神亀酒造
若手のフレッシュさが感じられる日本酒で、古くからある日本酒とはまた違った魅力があります。
懐かしの日本酒ラベル
たんに日本酒を紹介するだけでなく、掘り下げた紹介をしてくれるのがダンチュウの面白いところ。
明治・大正・昭和・平成・令和と懐かしい日本酒のラベルの紹介が!
もう、デザイン好きにはたまらない。
面白く読ませていただきました。
はぁ~、復刊してくれないかなぁと思うものもいくつかあり。
日本酒のクラシック系で集めたい…。
おいしい肴が味わえるお店
日本酒といえば、やはりおいしい料理が欠かせません。
日本酒の紹介の後は、日本酒のセレクトがピカ一の小料理屋さんの紹介です。
荻窪の「酒と肴ててて」
久我山の「ヨイノフネ」
用賀の「五月四日」
世田谷の「imoco」
両国の「562_colony」
大塚の「居酒屋Hana」
四谷三丁目の「神酒亭」
茗荷谷の「よこくら」
渋谷の「高太郎」
日本酒を20~30種取り扱っていたり、一人客だけ注文できる酒肴セットとかショートコース、こだわりのお通し2品とか、もう見るだに行きたくなってしまう!
しかも、どのお店もシンプルでおしゃれ。
近所にあったら、ちょっと一杯…なんて入り浸りそう(仕事の区切りがつくたびに)。
さらに、人気居酒屋の店主から教わったレシピも!
その数19品。
家呑みに良きかな。
その他、連載ページもおもしろく読ませていただきました。
いつもよりボリュームがある内容で、読むのに時間がかかりそう。
夜、仕事も家事も終えた後。
お酒を片手に読みふけ、気になる日本酒があれば探してみようと思います。