05巻:凪のお暇ー凪、ボーイデビューー

実家のぬか床のカビてしまった上の部分を取り除いて、延命を念じて、連日必死にかき混ぜて漬けたきゅうりの味にほっと一安心。

そこで我に返る。

こうやって私、全然たやすくひっぱられちゃうんだ、って。

できた漬物をうららちゃんとママさんに試食してもらう凪。
「おいしいーーーい!!」
という感想に、安心しつつ、実家にいた頃のぬか床管理は相当なプレッシャーだったことを打ち明けます。

「自転車に乗って走るようになって視界が変わった気がしてたんです。それがぬか床ぐらいで簡単にひきもどされちゃうなんて…」という凪を、ママさんがドライブに誘います。

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04巻:凪のお暇ー幸せの青い鳥探しー

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「マジで滑ってんなよ…っ」

雨の中、両手で顔を覆う慎二。
まるで泣いているような姿に驚く凪に、「雨だ、雨。むしろ笑けてくるくらいだわ」と憎まれ口。

錯覚かと去りかけた凪に「最後に一つだけ確認させろ。おまえ、本当にあんな奴でいいんだな?」と、真剣な口調で尋ねます。

「ゴンさんといると空気がおいしいの」と答える凪に、「その空気のうまみだけのために、空気読んでやっていくんだ」と、自分の時間をないがしろにして、空気読んで、みたくないもんにはフタをしていると、今の凪の状態をズバリ。

否定するも「おまえは絶対に変われないって」という慎二の言葉に過呼吸気味になってしまいます。

そんな二人の間に、声を聞きつけたうららちゃんが入って威嚇します。

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03巻:凪のお暇ー凪の闇落ちー

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そもそも価値観が違った。

水族館でのイワシの群れ。
一匹だけはぐれてしまったイワシ。

心の中で応援する凪とは反対に、慎二は「なにはぐれてんだ。空気読めよな」。

挙句、「おまえイワシとか食うの!?あんなん貧乏人の食い物じゃん」

足立さんに言ったはずの言葉が自分にも刺さったことから、一体どこが好きだったのかを一晩中考えるものの、何一つ思い出せない。

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02巻:凪のお暇ー慎二の苦悩、子どもの事情ー

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外回り中に、元凪の同僚たちと会った慎二。
その内の一人、織部さん(じゃんけんに負けて凪の仕事を引き継いだ人)が元気がない様子。

「どしたの?」と尋ねると、なんと引き継いだ凪の仕事がすごい量だったことに参っていたのでした。

「いつもニコニコこなしていたから、まさかこんな大変とは思わなくて…」と、疲れた顔で言う織部さん。

「今思えば、すごい子だったのかも」と、今更ながらに身に染みているようです。

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01巻:凪のお暇ー空気は読むものじゃなくて吸うものー

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朝の支度をすませ、会社に出勤。
駅で同僚2人組をみかけ、気が付かないふりをしつつこっそり遠ざかろうとするのですが…あっさり見つかり、一緒に会社に向かいます。

大島凪の口癖は「空気、読んでこ」。

電車の中でランチの話になり、お弁当を持ってきてはいるものの誘いを断ることができず。

会社で、同僚のミスを自分のせいだと思われて上司から叱られるのものの、何も言わず。

取引先の名刺のデータ化を押し付けられても、「了解」と笑顔。

そんな大島凪の毎日を一言で表すと、「なんだかなぁ」。

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