02巻:きのう何食べた?

きのう何食べた?(2) (モーニングKC) [ よしながふみ ]

価格:616円
(2018/12/14 12:07時点)

筧史郎(シロさん)がはじめて新宿2丁目に行ったのは、40近くになった頃。
元彼に連れられてでした。

当時、自分はモテる方だと思っていたので、「声を掛けられたらどうしよう~」なんて思っていたのですが…そんな心配は無用なほどスルーされています。

そこで気が付いたのが、ゲイの愛されファッション。
うーん…通常(女性)なら、シロさんのルックスのほうがモテると思うんですけどね(笑)

ガチムチの男性とワンピースを着たお嬢様ルックが同定義なんて…びっくらぽん!

そんな事を悟った時に出会ったのが、現在の恋人・矢吹賢二でした。
前彼と知り合いだったんですね。

 

後日、偶然、ケンジさんの職場である美容室にシロさんが偶然に来店して再会します。
ちなみに、その頃には前彼と別れていてシロさんはフリー。

その後、何回かカットしてもらうのですが、ある時、大雨で家が浸水して店長の家に居候しているという話をきっかけに、一緒に暮らし始めます。

それから3年。
本日はクリスマス。
夕食は、この日だけの特別メニュー。

・ほうれん草入りのラザニヤ
・明太子サワーディップとバゲット
・鶏肉の香草パン粉焼き
・ツナサラダ

実はこのメニュー、ケンジさんが初めてシロさんの家に行った晩に作ってくれたメニュー。

ケンジさんにとっては、大事な思い出のメニューなのでした。

ラザニアは作るのが面倒だけど、こんど久しぶりに作ろうかな~♪
フランスパンに明太子ディップもおいしそうです!

 

#10

シロさんは、仕事帰りにスーパーに寄って帰ります。
激安食材からメニューを決定。
残さず、上手に使い切るのに達成感を実感しています。

底値の厚揚げ(2枚入り)、悩んで買うのをやめたニラ(2束)、家にある古いキャベツ…これらをメインに夕食作り。

・厚揚げとニラ、キャベツ、豚ひき肉のみそ炒め
・白菜のゆずびたし
・わかめスープ

 

次の日。

前日に買ったニラがまだ残っている。
ブリが安売りしているのをみて、狙いをブリのアラ。
大根が1本100円と安い。
昨日買った厚揚げも使って…

・ぶり大根
・厚揚げのみそはさみ焼き
・にらのおひたし
・三つ葉入りかきたま汁

スーパーで安く売っている食材からメニューを考え、食材を残すことなく使いまわす。

主婦顔負けの料理上手です。

 

#11

朝からため息ばかりついているシロさん。

「彼女と喧嘩したのかしら」と思う職場の同僚の予想を大いに裏切り、その理由はセロリをダメにしてしまったから。
…さすが主婦。

さらに、仕事でも厄介ごとが。

依頼人の今田さんが、夜中の2時に別れた夫の家に押しかけてしまうという騒動を起こし、元夫が事務所に怒鳴り込み。
謝るシロさん。

今田さんに話を聞くと、子どもの誕生日だったから。
気になってしまって、つい押しかけてしまったのだとか。

元夫はすでに再婚しているのですが、今の奥さんとは今田さんが病気入院する前から付き合ったいたと。
しかも、今田さんの精神状態が悪くなって入院しているときに一方的に籍を抜いてしまうといった、「なんじゃこの男は!」という女の敵。
よく再婚したな、不倫相手は!!

今田さんは責めるつもりもはないと、ただ月に一度だけでも遠くから姿を見せてほしいと懇願しているのでした。
なんか、かわいそう…。

どうみても男性の方に非があるようですが、それでも面会を認めない元夫。
しまいには、「誘拐されでもしたら!つきっきりで見張ってくれるならいいですよ」とまで言う始末。
ムッカーーー!!

シロさんも切れて、「私が一緒にいきます」と受けてしまいます。

そして、後悔…。

 

その日の夕食は、遊園地に付き添いで行く際にもっていくお弁当メニュー。

・さくらますの西京焼き
・アスパラガスのからしマヨネーズあえ
・切り干し大根
・キャベツと炒り卵の炒め物
・たまねぎと新じゃがの味噌汁

 

翌日。

遊園地で遊ぶ息子を、遠くから見つめる今田さん。
お昼になり、作ってきたお弁当を食べ始める元夫家族と今田さん&シロさん。

子どもと楽しそうに食事し、ご飯粒をとってあげる奥さん。
嬉しそうに笑顔になる息子君。
その姿に、今田さんの涙が止まりません。

なんか…ひどすぎる…。
みているこちらも切なくなります。

 

#12

前回、セロリをダメにしてしまったシロさん。
それでも、ミネストローネには不可欠と再び買ってしまいます。

夕食は…

・豆入りミネストローネ
・にんじんとじゃこのサラダ
・明太子スパゲティ

シロさんの頭の中は、残ったセロリをどう使い切るか。
翌日はチキンサラダに使おうかなと、心は明日の夕食です。

 

翌日の会社。

オフィスでケンタッキーにかぶりつく志乃さん。

皆でランチ。
そばもしくはうどんの単品を注文する中、志乃さんはカツ丼セットかけそば。

ハイカロリーメニューをバクバク食べる志乃さんに、皆(中年)の視線が集まります。

 

頂き物のスイーツ。
遠慮なく2個確保する志乃さん。

その姿に、シロさんは「不公平だ!」と怒ります。

ケンジさんが「実は毎日走っているとか…」とフォローを入れますが、以前に志乃さんから「(ジムで)お金を払ってまで体を動かすイミがわからない」とぶった切られています。

努力なしで食いたいだけ食って痩せている…それが許せないのだそうです。
うらやましいですね~

が、志乃さんが食べても痩せているのにはある理由が…。
ひょんなことから判明します。
同時に、志乃さんがシロさんを嫌う理由も判明。

 

志乃さんが洋食屋の娘と知ったシロさん。
セロリの使い道を尋ねます。
志乃さんから、オイスターソース炒めという新しいメニューをゲット!

さっそく夕食に…

・セロリと牛肉のオイスターソース炒め
・ポテトサラダ・納豆
・トマトとオクラと卵の中華スープ

シロさんのメニューに新たに加わりました♪

 

#13

ケンジさんが、シロさんに友人のヒデくんについて愚痴をこぼします。
このヒデくんが、かなりの変わり者。

オチのない話にシロさん、ちょっと切れ気味。
ケンジさんとしては、ただ話を聞いてほしかったようです。

ケンジさんを慰めるために、翌日の夕食はケンジさんの好きなメニューです。

・茄子とピーマン、豚肉のみそ炒め
・人参とセロリのかりかりじゃこサラダ
・たまねき、みょうが、おかかの冷ややっこ
・とろろ昆布の吸い物

喜ぶケンジさん。

さらに、職場の人にも話したそうで、皆が「ヒデくんがおかしい!」と言ってくれたことからご機嫌でした。

 

翌日。

借金について相談に来た男性の話を聞くシロさん。
かなり長いお話に、大先生も志乃さんも「これは長引いてるわね…」と心配顔。

イライラしながら話を聞いているのかと思いきや、意外と平気な顔のシロさん。
逆に「お辛かったでしょう」とまで。

どうやら、仕事だと話が聞けるようです。

 

#14

今回は、ケンジさんと暮らす前に一緒に同棲していた男性の話。

洗濯機の排水口が詰まってしまい大洪水。
一緒に暮らしている男性・ノブさんに「外で昼飯食べてきてもらっていい」と、自分一人で後始末を始めます。

これで大丈夫か…と思って洗濯機を回すと、再び大洪水。
どうやら排水口の詰まりが取り切れていなかったようです。

そこに丁度帰ってきたノブさん。
二度目の大洪水に怒ります。
シロさんも言われっぱなしでイラッ。

ちなみに、この詰まりの原因は、ノブさんの愛猫のかぼすちゃんの毛。
ノブさんはちょっと渋くて好みだっただけに、シロさんも強く言えなかったようです。

 

で、現在。

一緒の休日を、家の掃除に費やすシロさんとケンジさん。
シロさんは、合間をみて昼食作りです。

・かぼちゃと豚肉のカレーうどん
・いんげんとちくわのサラダ
・黒蜜ミルクかん

おいしそうに食べるケンジさんをみながら、「オレのタイプじゃないんだけどな…」と思うシロさんでした。

運命の(気が合う)人って、意外とそんなもんだと思うけどな(笑)。

 

#15

シロさんのお母さんから電話。
なんと、お父さんに食道ガンがみつかって、手術することになったと。

手術中は家族の誰かが必ず付き添っていないといけないので、シロさんも病院に。
打ち合わせなども別日に設定したりと、準備でバタバタです。

そんな時、佳代子さんからメールが入ります。
生鮭を半分こしないかと…。

 

佳代子さん宅でも、話題はお父さんの食道がん。

佳代子さんのお父さんも、以前にガンを患ったことがあると聞き、「お父さんがガンだとわかった時にどう思ったか?」と佳代子さんに尋ねます。

佳代子さんの答えは「母でなくて良かったと思った」。

それを聞いて安心するシロさん。

シロさんも同じ様に思い、そのことに罪悪感を感じていたのでした。
佳代子さんも同じだったと知りホッと安心します。

なぜ、そう思ってしまうのか?

それは、経済的な問題さえクリアすれば父親よりも母親の方が一人でもなんとかやっていけるから。
父親は無理…というのがその理由。

わかる気がする~

 

その日の夕食は…

・生鮭の味噌ホイル焼き
・カブの葉のにんにくベーコンいため
・カブの酢の物
・けんちん汁

夕食の席でシロさんは、「父親の事で何かあった時は、話を聞いてもらってもいいかな」とケンジさんにお願いするのでした。

 

#16

翌日の手術の事も考えて、2日分の夕食作り(メニューは同じ)。

・肉じゃが
・ほうれん草のおひたし
・大根とホタテのサラダ
・とうふとわかめの味噌汁
・鮭とごぼうと舞茸の炊き込みご飯

 

いよいよ手術当日。
手を振りながら手術室に入るお父さん。
心配顔で見送るお母さん。
手術中は、病室で待ちます。

待っている間、時計の音だけが静かに部屋の中に響きます。
持ってきた仕事を勧めるシロさん、手を合わせてじっとしているお母さん。

と…

突然、お母さんが立ち上がり、シロさんに「祈りなさい!あなたがやっている裁判がすべて負けてもいいから、お父さんが助かるように祈りなさい!」と無茶ぶり。

 

落ち着いたと思ったら、再び噴火!

その様子に、お母さんがお父さんの事が大好きだという事を、いまさらながらにシロさんは思うのでした。

 

そして10時間後。

担当医が説明にいったん出てきます。
血だらけで…。

リアルな話に、ちょっとドン引き。
新鮮な部分が見つからず壊死を繰り返し…って怖いんですけど。
まぁ、みつかったのでよかったですが…。
さらに4時間追加。

夜遅くに、やっとシロさん帰宅。
夕食は肉じゃがだけ。
パクパク食べるシロさんの姿に、ケンジさんは無事に終わったことを悟り安心したのでした。

【次巻】

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