昭和天皇物語(2) (ビッグ コミックス) [ 能條 純一 ] 価格:596円 |
大正4年。
東宮御学問所・歴史御用掛の白鳥庫吉の教育方針から、裕仁皇太子は学友5人と各地の天皇陵・火葬塚などを行啓。
その頃、足立タカが居育掛としての仕事を終えたところでした。
お側日記とは別に、タカが個人的に10年間つけていた養育日記(10年分)を木戸正孝に渡し、宮内省を後にするタカ。
タカが去った後、木戸は養育日記の一番下に「こころえ」と書かれたノートに気が付きます。
それは、タカが次に殿下をお世話する方への申し送りでした。
翌年、タカは海軍少将・鈴木貫太郎と結婚。
宮中顧問官・木戸正孝は、2年後にこの世を去りました(享年60歳)。