【復讐の皇后】94話:20年前の真実

皇帝と結婚した姉が、皇帝の愛人の策略にはまり一家は死刑にされます。
主人公である妹は殺される間際にタイムリープし、姉に代わって皇帝に嫁ぎ、一家が死刑になるのを回避し愛人に復讐する…といったストーリー。

主人公がたくましく、姑息な愛人に立ち向かう姿にはスカッとしつつハラハラするマンガ。

復讐の皇后 11 (フロース コミック) [ Kim So Hyun ]

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いよいよ話は佳境に。

ローズモンドの包囲網は狭まりつつあり、ジェニーにも見放されつつある状況。
そんな中、さらにエフレニー侯爵の悪事と真実をエフレニー女侯爵が知ります。



 

「ハンカチを落とされましたよ」と、声をかけるエフレニー侯爵。
この時は、ヘドウィック家のジェームス・ニュートン・リー・ヘドウィック。

エフレニー女侯爵であるイズ・カティア・ラ・エフレニーからみた、ジェームスの第一印象は悪くないのですが、「顔もいいし優しそうな人だけど家門がちょっと…」と、下級貴族であることからそそくさと離れようとします。

そんなイズをジェームスは「どうか私と踊っていただけませんか?」と引き留めます。

 

ダンスでもジェームスの印象はよく、身分がもう少し高ければと残念がるイズ。

そこに、ドリンクを取りに戻ったジェームスが戻ってきて、カクテルをイズに渡します。

そのカクテルは甘く、勢いよく飲んでしまったせいかすぐに酔ったような感じに。

 

久しぶりに飲んだせいかなとテラスに風をあたりに行くのですが、身体がおかしいくらいに熱くなり、立っているのもつらい状態に。

そんなイズに、ジェームスはキスをして愛を告白します。

そして、記憶が…

 

気が付くと、ジェームスとベットで朝を迎えていました。

「令嬢の方から…誘ってきたではありません」と、青ざめるイズに昨夜の出来事を話すジェームス。

疑い戸惑うイズに対して、ジェームスは「私は金で身体を売る男ではありません」と、昨夜のことは誰にも言わないと約束します。

 

その姿に、自分は何という事をしてしまったのだろうと罪悪感を持つイズ。

その出来事がきっかけで、イズは身ごもりました。



読み終わって…

エフレニー侯爵がゲスすぎる。

一杯で記憶を飛ばすなんてありえないし、誰がみても「薬、持ってるよね?」と思う状況です。

 

しかも、なぜにこのことをローズモンドが知っているのか?

侯爵が口を滑らしたのでしょうか?

 

自分だけが知らず、ローズモンドやジェニーが知っていて、あずかり知らぬところで謀略に利用されている。

二重、三重のショックですね。

 

事実を知ったエフレニー女侯爵はどうするのか?

私なら侯爵もジェニーもたたき出すなぁ。

ローズモンド、ジェニー、そしてエフレニー女侯爵の出方が気になる次号です。

 

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