【九龍ジェネリックロマンス】第83話を読んで

陽明が九龍を出ていき、鯨井も自分の道を進むべく動くも、なにやら不穏な感じの工藤さん。

みゆきちゃんも九龍で動いているし…何かが起こりそうな予感です。

※引用元:ヤングジャンプ(https://youngjump.jp/)2024年8号

お昼に外にでる鯨井。

お札をはがして確認して歩いていると、あくびをしながら歩く工藤にバッタリ会います。

工藤は、鯨井がトートバッグにつけている陽明からもらったパンダのフェルト製ブローチをみると、「あ、パチモンだ」と一言。

パンダのしっぽが黒く塗られているのをみて、何気なくいった工藤のセリフに鯨井はドキリとします。

まるで、自分のことを言われているのかと…。



 

パンダのしっぽが黒いのは陽明があえてしたこと。

鯨井の存在を信じているという表明です。

陽明が作ってくれたことを話す中、工藤はトートバッグの中にあるものに目が止まります。

それは、お札。

瞬間的に「おい!なんだよソレ!」と声を上げると、びっくりする鯨井からお札を取り上げる工藤。

「もう探るな」と怖いほど真剣な目でいいます。

 

その頃、九龍にいるみゆきは、具合が悪くなって一休みしていました。

そこに、以前助けてくれた親子が偶然通りかかります。

 

少年のお母さんが踊り子と知り、みゆきは母の事を尋ねてみます。

聞いたことがないなぁと首をかしげるお母さんに、「あるはずがない。母もいるはずがない。もう死んでいますから」とうつむきながら答えるみゆき。

九龍ならもしかしているのかもしれないと思っての事。

そんなみゆきの様子に、「またうちの楽屋で休む?」と心配するおかあさん。

 

その近くを、急ぎ足で近づいてくる工藤の姿が…。

手にはさっき鯨井から取り上げたお札が握られています。

「なんでアイツまでこの札を!」と、頭の中は「何で」でいっぱいの工藤。

 

ふと立ち止まると、「この夏は、あの夏とは違うんだろ…?」と意味深につぶやきます。

違うのかもしれないと思った瞬間、「冗談じゃねェ!」と思わず壁を叩きます。

そのすぐ目の前にはみゆきと親子が。

突然のことに、両者が止まったように見つめあいます。



読み終わって…

何何何~!!

工藤さん、何をしっているのかな?

気になる~!!

そして、工藤とみゆきがバッタリ!

この両者の化学反応はどうでるのか、次回が楽しみです。

 

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