「鯨井玲子は、俺が殺したんだよ」
…という工藤の言葉に、きょとんとした表情の鯨井。
「…って言ったら、お前どうする?」という言葉に、「何言ってんですか」とあきれた口調で返します。
「だな!」と冗談めかして笑うも、死んでいないことは本当だと真顔に戻る工藤。
そんな工藤の言葉に、笑顔で映る二人の写真が思いだされ、自然と「それは…忘れたくなんかないですよね」と口からでる鯨井。
「すみません、わかったようなことを言って…」と顔をあげた瞬間、工藤の表情に言葉を失くしてしまいます。
鯨井の話を聞いた陽明は、「それは殺ってますわ」と真顔で断言。
「愛と憎悪は紙一重!」という陽明に、「工藤はそんなことをする人じゃない」と、さっきみた工藤の表情を思い出します。
「本当の工藤さんは、レコぽんが思うようなひとじゃないもしれないよ」と心配する陽明ですが、鯨井はさっきみた工藤の表情から悪いほうには考えられません。
鯨井が言葉を失った工藤の表情は、以前も見た顔。
会社で「ピアスじゃなくて、イヤリングです。露店でみつけてかわいかったので…」と言った時に見せた顔。
自分だけが知っている工藤の顔…
その事にドキドキしてしまう鯨井。
誰も知らない、鯨井Bですら知らない工藤の事を知りたい。
たとえそれがおそろしいものだとしても…
そう思う鯨井でした。
いつもの工藤さんからは想像もできない表情に、そこに秘められた本当の姿と気持ちが見れたような気がしました。
お調子者はつらい。
陽明ちゃんは相変わらず天然系でかわいいし。
今後、明かされていくであろう鯨井Bの秘密にドキドキ。
鯨井と工藤の恋の進展にもドキドキです。
いや、大人の恋だね。