ジョゼフに、こどもたちの棟へ視察に行くことを報告するエドワード。
亡霊騒ぎといったこびりつきの大発生から、“星つき”の管理が行き届いていない可能性があると訴え、一体化の秘密は守る事、一人で行き顔も出さず名前も名乗らないのということで了承を得ます。
戻る途中、廊下でトマスから詮索され「潰されないように気を付けるんだな…」と忠告を受けるエドワード。
そんなトマスの様子に、アイリーンは「殺してやろうかしら」と殺意たっぷりです。
アイリーンをなだめつつ、3階には「マリーローズの一体化は失敗で終わった」と報告したが、トマスが何か気が付いているかもしれないと危惧するエドワード。
明日の視察では、子ども達の把握と共に、トマスとの関係をひっくりかえすことも目的でした。
エドワードは、マリーローズの反乱からしっぽはつかめなかったけれども、新人の反乱教育をしている怪しいこどもがいることに目星をつけていました。
それは、マリーローズの同期であるバーバラ。
“星つき”を解任したくても、バーバラの煤量は膨大で代えがきかないことからも無理。
バーバラは館のエネルギー減として必要不可欠であり、解任した状態で館にいさせるのは不自然。
処分などはもってのほか。
現状ではバーバラを動かせないことからも、お披露目担当のトマスの駒としても完璧に機能しています。
まさに盤石の配置。
バーバラが反乱分子である証明ができれば、トマスを失脚させることができる。
視察は、反乱分子である確実な証拠をつかむのが目的。
しかも、狙いはバーバラではなくケイト。
「一回の視察でそれを可能にする術があるのですね?」と問いかけるジェラルドに、エドワードは「内側から壊せばいい…」とニタリと笑うのでした。
こーわーいー!!
内側からって…嫌なこというなぁ。
でも、それ以上にトマスが葡萄を持って廊下を歩いてきたのはビビりました。
しかも、「何かやましいことでもあるのかぁ?」と、持っていた葡萄をむっしゃああっと!?
えっ、ちょっとキモイ…。
トマスのひげも嫌いだし。
トマス、ねちっこそうだし、エドワードが警戒するのもわかる気がします…。